ヘリコップォータル なにがなんでもヘリで行くヘリコップチームを
それなりに暖かく見守る為のポータルサイト。
適当系。偏差値40以下。
<last update 03/02/27 THU>
放映終了につき、気が向いたら更新。

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DVDパッケージ

[とりあえずヘリコップとは?]
製作:Polyphon Film(ドイツ)
アルバトロスからリリースされているビデオ
のライナーによると、アメリカ、ドイツ、イギリス
の三国合作によるTVドラマシリーズ。
ただ、舞台も役者も言語もドイツであるので
ほぼドイツ製作である。

事件がおこると何が何でもヘリで出撃してヘリで解決するヘリ先行型クライム・スカイ・アクション。
 
国内に登場したのはアルバトロスフィルムからのビデオリリースによるのがおそらく最初。
その後AXNで全話放映。

主な登場人物
チャーリー(クリストフ・M・オート)
すごいヘリを操縦する人。おそらく主役。ひねくれもの。
パッと見、若いのか年寄りなのかわからない。 第3シーズンには出ない。
ボブ(ヨアヒム・クレッツァー)
第3シーズンからチャーリーに代わってヘリを操縦する人。
ザ・ドイツ人みたいな風貌。主役なのに影が薄い。
口癖は「いっちょやるか!」
ルベリ(マシアス・マッツ)
すごいヘリの機械担当。気弱系担当。いじめられ役担当。
物語と関係ない部分で良く機能するキャラクタ。
ジェニー(ドリーン・ジャコビ)
第1シーズンのヘリコップチームの紅一点、だが、ヘリは↑の二人で
定員いっぱいなので乗れない。
仕方ないのでバイクとかに乗る(そういう問題でもない)
ジーナ(イリス・ジュニック)
第2シーズンからジェニーに代わってヘリコップチームに来た人。
顔が微妙。良くつかまる。
ハーゲン(ピーター・サイモンシェック)
ヘリコップチームのリーダー?みたいな課長みたいな。
風格はあるが毎回あまり役に立っていない。 後半、理由なくいなくなる。
とりあえず、ビデオ版は総じて第1シーズンなんですが、現在、朝日放送で
放映されてるのは第2シーズンからなのでジェニーは出てきません。

主なヘリ
ak-1
ak1
すごいヘリ。
ミサイル完備。
電磁波で機械をダメにする波動砲も完備。
他に登場してオプション兵器は、強力磁石、網、等々。
第三期ストーリー&レビュー[2002-2003にかけてABC朝日放送放映ぶん]

第8話(最終話)『命取り』 (2/17放映)

最終話というか「ここで打ち切り」が正しいのではないかと思える
いつものテンションでの話。

冒頭、タンクローリーが大暴走。ボブがまた波動砲の存在を忘れて
わざわざヘリから飛び移って車を止める。運転手は、急性心不全で
すでに死んでいた。その運転手の死を不審に思ったヘリコップチームは
彼の通っていたスポーツジムへと調査の足を向ける。
そこの専属スポーツドクターの裏の顔が事件の鍵を握っていた・・・。

みたいな話なんですが、ボブがおばさんといちゃついてる間に
ジーナが半死にするあたりがやや最終話かなあ、と。
意識不明のジーナが病院に収容されてる時に、犯人側が病室まで潜入
してくるんですが、ジーナを殺さずに上着からフロッピーだけを盗むあたりに
製作側の続編への意欲が見えます。 

まあコレ本国では2000年に製作されたぶんなので、その後動きがないところ
を見ると復活することはなさそうですが。

今回の見所は、ラスト、マフィアとドクターの取引の間に警察が突入!
次々と捕まるマフィア達、全編に渡って悪行を働いた屈強マフィアも
ボブとルベリの二人がかり攻撃についに観念。でも博士がいない!
と思った時、倉庫の扉から登場したのは博士が乗ったミニホバークラフト!
ここからホバーとパトカーのやや感動的なチェイスが繰り広げられます。
もちろん水場に逃げ込むホバー。してやったりな博士。
しかしそこにAK−1が登場!ボブは「おもしろいことを思いついた」と言い
ヘリのローターの風力でホバーを押し戻します。
岸では警官が数人、手錠をブラブラさせながらドクターをお迎え。

なんて緊迫感のない最終話だ。と。
そして結局オープニングに顔が出てるハーゲンは終始出番ナシ。
いやそれがヘリコップなんではあるんですが。

第7話『カメレオン』 (2/11放映)

冒頭、すごい地雷除去ロボ「フェニックス」がその発表会場から盗まれる
ところから物語がスタート。この会場で盗みが行われると知った上で潜入して
いたヘリコップチームがいたにもかからず、簡単に犯行を許してしまったのは
この犯人が変装の名手だったからだ!みたいな話。
唯一の目撃者であるウェイターの証言により、その犯人の腕にカメレオンの
刺青があることのみが判明する。

という、いままでにない犯人像でそれなりに期待させるんですが、
この刺青が何の伏線でもないあたりがヘリコップ。

変装は、それこそルパン・ザ・サードばりに顔をベリっとひっぺがす勢いで
ちょっとおもろい。
あとボブに変装して、ヘリコップ本部に侵入してヘリのメンテナンスの指示を
出して出撃させない、という微妙な妨害工作を働いたり。

ただ、なんか大怪盗にしてはせせこましい。

またこの大怪盗をサポートするハゲに下口ひげのドイツで見かけたら
間違いなくアレ系の組織の人みたいな人がいるんですが、
ヘリコップチームがこいつの居場所を突き止め潜入、取り押さえかけたとこで
「ちょっと水を飲ませてくれ」と言う共犯者。「わかった」というボブ。
案の定逃げられます。

コントですか?

その後もう1度そいつを捕縛するんですが、尋問所のトイレから
また逃げられます。が、これはヘリコップチームお得意の発信機を
つかった泳がせ捜査!もちろん発信機を発見されてホントに逃げられます!
本格的にコントです。

で、最後はボブとカメレオンの緊迫感のまったくない(本当に近年まれに
見る勢いで)チェイスがまったり繰り広げられた後に、犯人高所から落ちかけて
ボブが助けて終了。

簡単に言うと、第3シーズン最低の話。
第6話『誘導ミス』 (2/4放映)

これ製作が2000年なんですが、
犯罪者が旅客機を操って、銀行にぶつけて破壊しようとたくらむ、
というのはどこぞのテロ組織に影響を与えちゃいませんか?
とか思ったんですが、所詮ヘリコップなんでそんなことはないだろう、と。
「我々はヘリコップ」からヒントを得たとか声明が出たらすげえなあ。

置いといて、今話は序盤、発電所が爆発、大規模停電が勃発、
それはハッカーが銀行内のメインサーバーに侵入して、口座を操作する
という作戦だった!とかそんな感じ。ネット経由でなくて直接銀行に侵入。
んでその犯人グループの主犯が、銀行侵入役のやつを封殺するために
飛行機ぶつけようとするわけで、さあ大変。
スケールでかいけど、手間もかかりすぎ。

それはそうと、このスーパーハッカー集団、AK-1に
コンピューターウィルスを注入、という作戦で対抗してきます。
それでAK-1はくるくる回ります。どういう構造なんでしょうか。
で、ルベリがなんかコードを引っこ抜いて、「これで大丈夫です」とか。
そんなものなのか。それでいいのかスーパーヘリ。

なんか、序盤は色々な要素が個々で展開されて最後に繋がるという、
いつも一方向でわかりやすい構造とは違って、ややヒネってておもろい
んですがどうやら時間が足りなかったらしく、最後は「ハイ逮捕」ですげえ
簡単に終わって行くあたりがヘリコップ。

あと今回はボブ浸透キャンペーンの一環として、ボブの軍服、作業着姿など
ステキなコスプレが堪能できます。
ちょっとキャラ立ってきたかなあ、あと2話で終わりだけど。

ハ→×

第5話『誤算』 (1/28放映)

ちょっとしたダイ・ハードな話。3シーズンではそれなりに
がんばってるような気がしないでもない。

とある製薬メーカーがマラリアの特効薬を開発、これの発表を週明けに
控えた週末、社長は一部アナリストに向けた極秘説明会を開く。
なかなか経営を譲らない社長に不満を募らせていた幹部(社長の息子)は、
この特効薬のデータを盗んで自分のものにしようと
犯罪組織と手を組むが、この組織の裏にはさらに黒幕が。みたいな話。

超ハイテク(死語)ビルを舞台に、それなりにクライムアクションみたいな。
いやマジ、ヘリいらないみたいな。

ビルに突入する特殊部隊とヘリコップチームの軋轢みたいなものが
30秒ぐらい描かれますが、エリート達の意見はことごとく失敗し
だいたいヘリコップチームの意見が正しく作用する仕様です。
でも、あんまり爽快感がないのは、私、個人がヘリコップチームに抱いてる
感情が疑問と不安に満ちているからだと思いました。

クライマックス、最後に生き残りの犯人グループのボスが小型ヘリで
人質のジーナを吊り下げながら逃げるんですが、この吊りロープをボブは
AK-1のプロペラでブった切るあたりがちょっと最高でした。
20メートルぐらい下の川に落下するジーナとかが。

あと、イントロとエピローグにルベリが叔父から遺産の株券を
もらって大富豪になりかけ話
が展開されますが、本編にあまり
関係なさすぎるので割愛します。

ボブも株で一儲けを狙ってる一面を見せますが、
やっぱり目立ちません。

ハー(以下略)

第4話『裏切り者』 (1/21放映)

ボブのキャラクタが弱いのでなんとか主人公ぽくしようキャンペーン話。
というわけでボブの昔の恋人とか出てくる訳で、 それなりにボブ中心
なハズなんですが、それでもインパクトが弱い。ダメだこいつ。

それに比べて冒頭から恋人募集のホームページを公開している
ルベリの素晴らしいまでの存在感はどうしたもんか。

第3シーズンに入ってからルベリの役職はAK1のオペレーター兼
「ヘリから降りて何かする人」になったことがやや確定。
ことあるごとにボブから「よし、ルベリ。行ってこい。」とヘリから
出撃させられてます。
そして人命救助から犯人捕縛まで率なくこなすルベリ。
ボブが目立たないのはお前が悪い、という結論。

ストーリーとしては「核研究施設からプルトニウムが盗まれた!
裏にはテロリストの影、しかし厳重な警備で守られた施設が何故簡単に
侵入を許したのか?施設関係者に内通者がいるのではないか?
そして博士が命を呈して犯人から隠したプルトニウムはどこに行ったのか?」
という感じ。

ま、タイトル通り裏切り者がいたりで。
今回の見所は最後のシークエンス。最近、火薬あんまり使ってないなあ
とか思ってたら、きっと溜めてたんですね。
ものすごい爆発が起きます。
爆風がすごすぎてカメラのフロントガラスが割れる映像が!
それをそのまま使用するあたりがヘリコップ。

もうハーゲンは帰ってこないと見た。

第3話『宝石泥棒』 (1/14放映)

久しぶりに普通の話
ものすごい宝石群が序盤盗まれますが、それは持ち主が
盗難保険金をせしめた上で宝石もこっそり手元に戻してサイコー!
的自作自演だった、というのがだいたい15分で解明。

残りの45分は、はめられた実行犯の兄弟の話とかが適当に。
その最初の宝石強奪シーンつのが、高層ビルをスパイダマンのごとく
貼りついて登っていってガラス割って侵入とかなんですが、
普通に侵入するより明らかに目立つだろ、それだと、とかも思うんですが
まあ、大成功するわけです。

んで、ヘリコップチームは単純なので、こんな高いビルを上れるなんて
フリークライマーの仕業に違いない、とか思うわけです。
まあ、もちろんその通りになるあたりがこの作品世界のステキさなんですが。

というわけで実行犯は依頼主に命を狙われたりしながら
ヘリコップチームに捕まったりで、もろもろあって解決します。
と、他に説明するのが特にないぐらい普通の話。

ただただ思うのは、やっぱりボブはチャーリーの穴を埋めるほどの
キャラクタではなくただの熱血運転手という感じで存在感薄め。

まだ戻ってこないハーゲンのほうが気になって仕方ない。
ひょっとしてこのまま戻らないんですか?休暇長すぎやしませんか?

第2話『スノウマンとサムライ』(2003 1/7放映)

とりあえずヘリコップ製作スタッフは東洋幻想があるようで、
それが謙著に現れてるような、そうでないような話。

序盤、クラブっぽいところで麻薬の個人売買なんかが普通に
行われているわけで、そこで「これ新製品どうぞ」とか売人が渡したオマケが
物凄いドラッグ「ヘヴン」とかで、その場でそれ吸って、銃乱射。

この時ボブがルベリに「降りて捕まえろ」とかヘリ上で言ったりですが、
いつからルベリがそんな武闘派に!とかそんな感じです。
でも捕まえてしまいます。 すごいな、ルベリ。

で、とりあえず流れ弾に当たって、日本人女性DJが即死。
横にいた兄が憤怒、と言っても実行犯は廃人状態なので、
売人一味に復讐しようと、父(もちろん日本人)と一緒にがんばります。

えーと、最終的にオペラ劇場で取引が行われるらしいとか、そんな感じで
ヘリコップチーム、復讐日本人親子、黒幕弁護士、と三つ巴ですが、
ここで日本人親子が黒幕に復讐する手段というか兵器が手裏剣です。
もちろん当たりません。
で、ボブと日本人息子が日本刀でチャンバラしたりするんですが。
大変深刻さに欠ける復讐劇は失敗に終わり、黒幕に逃げられるわけですが、
もちろんコレをヘリで追うわけです。

が、ヘリコップ的に、弱いものが二つありまして一つが地下鉄、もう一つが
地下駐車場というのが定説でして、今回も後者で逃げられます。
たまに普通に見失うこともありますが。

まあ、なんとか情報屋みたいなのを説得して、場所を聞き出し、
一人復讐を遂げようとする日本人親父が黒幕を爆死させる寸前で
なんとか殺人を阻止します。車はもちろん爆発します。

そんなんでボブが何故かヘリから車に飛び移って、タイヤを撃って
パンクさせて止める、という波動砲の存在意義を問うクライマックス
幕を閉じます。

あと、まだハーゲンがいません。

第1話『怖いもの知らず』
見逃しました・゚・(ノД`)・゚・
第2シーズン1-13話のレビューはこちら→
[LINKS]
オフィシャルサイト(ドイツ)
 
おそらく公式。
 独語なのでよくわからない。
 WIN用スクリーンセイバーがある
 がウチの環境では動かない。
<<国内>>
アルバトロスフィルム
 
ビデオシリーズの発売元。
 三本目を『ヘリ刑事』と勝手に改題するも、最新作で『ヘリコップ3』と何故か元に差し戻す。
<アルバトロス内各作品紹介のページ>
 ・ヘリコップ2
 ・ヘリ刑事
 ・ヘリコップ3
1が見当たりません。
ちなみに1のみDVD化されてます。→

AXN
 TVシリーズを全話放映したケーブルCSチャンネル。他にも『サウスパーク』『新アウターリミッツ』『スターゲイト』など個人的にツボなTVシリーズを放映中。ちなみにヘリコップは再放送待ち?
 <AXN内の作品紹介ページ>
 ・ヘリコップ(消滅の模様)
 ヘリコップ2
 ヘリコップ3
 これを見るとチャーリーが第3シリーでいなくなったりしてるのがわかります。
 あとMAC用のスクリーンセイバーとかあります→ (消滅の模様)
 なんでMACしかないのか(T▽T)

朝日放送
 
深夜枠でTVシリーズ放映。終了済。
 何故か第2、3シーズンのみ放映。

海外ドラマ総合データベース
 ・ヘリコップ
  サブタイトルが一部あります。
  あと吹替え版の声優情報など。

<<海外>>
イタリアぽいTV局の番組紹介サイト
 詳細不明。トップ画がカッコいい。
 それなりに解説も充実している気が。
 もちろん伊語なので。

Kowarus HeliCops Hangar
 ヴァヌアツ共和国の15歳、リサの運営するヘリコップファンサイト。
 実はかなり良く出来てる。末恐るべしリサ。ドイツ語使ってるからヴァヌアツドメインはフェイクですな。15歳にしてヴァツアヌドメインを自在に操るリサということで。

IMBdのデータ
とりあえずここでだいたいのデータは
揃うかと。画像は全くないんですが。
[ララミー・シネマ・レビュー]内
激しくやる気のないレビュー。
今読むと間違い多々。放置の方向で。
ヘリコップ
ヘリコップ2
ヘリ刑事
ヘリコップ3

第2シーズンフルレビュー

























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